● はじめに
低温熱分解装置は、約30年前にその原型が開発された製品で、 当時は分解能力不足や、焼却炉か非焼却炉かという議論や類似品の出現(いずれも能力不足や
機能できず)で普及に至りませんでした。
私たちは、原型の低温熱分解装置の 設計・開発・製造・販売 の全権を譲り受け、 現在の EARTH CUBE(アースキューブ)へと進化させ、画期的な有機物(ゴミ)分解処理機を 開発いたしました。
近年、医療廃棄物・廃棄物処理問題が深刻化し、ニーズに適してきたことにより、開発者が 国内特許申請を行いました。
医療・産業の廃棄物に特化し、コスト削減にご協力させていただければ幸いと考えております。
★「ダイオキシン検査・悪臭検査」にて必要基準に合格
★「廃棄物処理法に基づく感染性医療廃棄物マニュアル」に対応
★ 熱処理が必要とされる産業廃棄物を、空気の磁気化によって化石燃料を必要とせず処理
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元 製造元の 日本モルデン株式会社 は、「EARTH CUBE」で
優れた品質と革新的な製品や商品であり、際立って革新性があると 認められた商品に送られる
アジアゴールデンスターアワード 2019 商品賞 を受賞しました。
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● 特徴と機能
★設置コストも同等規模の焼却炉と比べ、大幅な削減
・日常の稼働コスト、メンテナンス費用の大幅削減。
・化石燃料を必要としない。
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★従来の焼却炉とは違う『低温熱分解装置』
・分別無しで、ほとんどの有機物が処理可能。
・石油化学製品を投入しても黒煙(公害)も出ず、ガス処理も行っていますので、
環境問題も解決します。
・排出ガス中のダイオキシン類濃度、窒素酸化物濃度等、環境基準以下。
・離島や山間部などインフラ未整備の場所でも使える。
・無燃料だからコストが安い。
磁気発生装置内で磁気イオンを発生させ、その特殊イオン空気により炉内を180度~250度に
保ち、燻製処理を進めます。
最初に一度だけ炉心作成のため着火しますが、その後は助燃等の燃料は一切いりません。
(本体は月0円・消臭・消炎装置の水道・電気代が約月1万円程度)
日常のメンテナンスはタール・灰をすくい出し、再度ゴミと一緒に入れるだけです。
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★有機物処理
・1/200~1/300 までを分解し、肥料としてリサイクル可能。(成分分析必要)
・生成物として酢酸とセラミック灰。
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★副産物の可能性
・排出液(酢液)
本体の排水バルブから弱酸性の木酢液様の廃液が生成されます。
タール状の残滓はすくい取り、再び炉の中に入れて処理します。
酢液は市販の木酢液と同様に入浴用や、500~1000倍に薄めて害虫駆除剤として散布可能です。
(成分分析必要)
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・セラミック灰
1/200~1/300 の強力にマイナスイオン化された磁気化セラミック灰になります。
投入物のほとんど(有機物)が、最終的にはセラミック灰になります。
通常1サイクルで生成されるセラミック灰は、そのまま磁気イオンセラミックとしての性能を
保持しますが、さらに高純度の磁気イオンセラミックになるまでは、トータル14日~17日
必要です。
セラミック灰は高濃度のマイナスイオンを発生するので、壁紙の糊に混ぜ込む等の使い方があり、
畑の肥料としても可能です。(成分分析必要)
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★用途
・医療機関の産業廃棄物の処理
金属以外のおむつ、採血管、点滴パック、注射筒、ガーゼ、手袋、残飯等
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・海外からの漂流ゴミや海岸線のゴミ問題の処理
瓦礫、プラスチック類等
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・漁業で使用している網の処理
漁網、生カス、発泡スチロール等
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・鶏糞等の処分、余熱を利用して暖房
畜産糞は乾燥後分解可。
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・廃タイヤの処理
破砕し、中の金属だけ取り出せる。
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・各種企業から出る廃棄物の処理
機密文書、フロッピー、事務類 等
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・自治体で集められた廃棄物の処理
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・その他あらゆる有機物の処理
おむつの排泄物等の処理は、24時間でセラミックに。
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★焼却炉と熱分解装置の比較
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焼却炉の場合 |
熱分解装置の場合 |
都道府県申請 |
初回140,000 |
協議のみ |
光熱費 |
40,000/月 |
25,000/月 |
設置面積 |
坪単位で必要 |
駐車場1.5個分 |
毎年の検査 |
年1回 検査報告・立入検査 |
不要 (県によりダイオキシン必要) |
燃料費 |
30万/月 |
なし |
燃焼率 |
1/50 |
1/200~1/300 |
最終灰処理 |
埋立地までの運搬 |
畑の肥料として再利用可能 (成分検査次第) |
1日の 作業時間 |
時間毎の見回り |
1回の作業 約2時間 |
ダイオキシン |
厳重な装備が必要 |
極微小 |
年間経費合計 |
408万+初回14万円 |
30万円 (ダイオキシン検査別) |
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★焼却炉と熱分解装置の違い
燃焼は、充分な酸素(空気)が供給され、炎をだしながら完全燃焼して灰になりまが、
熱分解は、最低限の酸素(空気)で乾燥分解し、炎を出さずに蒸し焼き状態で物を灰にします。
炭を空中にさらすと炎を出して勢いよく燃えますが(これを燃焼と言う)、
灰の中にいれると周辺の酸素(空気)を最低限取り込んで、静かに分解します。
(これを熱分解と言う)
処理された灰の容積は、処理物の約200分の1から300分の1に減容されます。
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● 構造と原理
● 処理に関して
★ほとんどすべての有機物(分別なし)が処理可能
石油製品(プラスチック・発泡スチロール・ポリ袋・ビニール・トレイ等)、生ごみ、食品残渣、
紙製品(雑誌・カタログ類・電話帳等)、樹木類(庭木・枝・木片・おがくず・解体木材等)、 水産、漁業廃棄物(魚のアラ・魚網等)、畜産廃棄物(馬糞・牛糞・畜舎の藁等)、布製品(衣類・ぬいぐるみ等)、医療廃棄物(ベットシーツ・紙おむつ等)...等々
注)含水率が高いものは、含水率を70%以下に下げ、紙類・段ボール等、含水率の低いものと 混合して処理する必要があります。
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★処理できないもの
金属類、ガラス、石材、石膏ボード、アスベスト、コンクリート、電池類
は処理できません。
また会社通念上処理してはいけないもの、揮発性・爆発性のあるものは処理できません。
また、含水率が70%を超える有機物は、そのまま投入せず、脱水・天日干し等の処理を
してください。
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★投入から処理までの順序(段ボールの場合)
1:段ボールを破砕してストックしておく。
2:新しい有機物を入れる前に、残存物を機械の突き穴から、
突き棒で攪拌させて満遍なく押し込む。
3:破砕した段ボールを入れ、有機物を入れ、再度段ボールを入れる。
この繰り返しにより、水分の含有程度で処分量を決める。
4:12時間から24時間後、有機物が乾燥し、体積が減ってきたら、新たな有機物を入れる。
重さが掛かり、残存物に自然圧力が加わり、熱が伝達しやすいようにする。
5:72時間後、有機物が1/200~1/300の綺麗なセラミック灰になる。
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★処理時間
・水分含有量 40%未満の有機物 約12時間サイクル(1日2回投入)
・水分含有量 70%以下の有機物 約24時間サイクル(1日1回投入)
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